争点のカジノ誘致を誤魔化す老婆・林 文子71歳【誘致すべきでない65.2%への選挙対策は無言】
今週末日曜日は横浜市長選挙だ。大都市ならではの無関心は横浜市も例外ではなく、産経ニュースによると4割が投票を決めていないそうだ。現職は強い、のは知名度において認識しているが、私はこの8年間で林文子市長に対し不信感を持つようになった。なぜ、不信感なのかというと曖昧で誤魔化す姿勢だからである。今回の横浜市長選挙はカジノが争点と言われているが、それすら表明していないのだ。
選挙ポスターを見てみよう。キャッチコピーが各候補ならぶので比較してほしい。(ポスターの番号順)
1.林文子71歳:決断・実行・責任ある市政・・・争点のカジノは誤魔化すなど何を決断し実行するのか、責任は有権者に対してもつのか不明。
2.長島一由50歳:横浜2021シナリオNO!!カジノ、経歴・・・カジノ反対を表明。フジテレビ・リクルートに勤務し、元衆議院議員、元逗子市長の経歴が分かる。
3.伊藤ひろたか39歳:世代交代!中学校給食実現!カジノは要らない!・・・カジノ反対を表明。中学校給食実現、世代交代との主張が分かる。
ポスターはイメージ戦略なので限られるのも事実であり、選挙公報の林文子市長の主張をみてみると、抽象的なあいさつ文と政策が掲載されていたのでご紹介する。
横浜市民暮らし満足度ナンバー1を目指して
☻横浜スタイルのハマ弁給食へ・・・注文は1週間前。牛乳なしでも小学校給食のように毎日注文すると2倍の支払い。地元のお弁当屋さんと学校が話し合い関係を 築いてきたので当日頼める地元を教師も薦める現状。保護者には評判が悪く利用率0.9%。100人に一人も利用していない。
☻実効性ある虐め防止対策の徹底へ・・・先日も福島県から避難してきた児童へのいじめが発覚。曖昧な責任逃れに、校長先生たちの責任を問わないのは退職金が減額されるからではないか、教育のTOPたる女性市長の母親とは思えない対応に落胆。
☻高齢化社会に向けた日本一迅速な対応・・・徘徊SOSネットワークシステムが旭区では構築。事前登録により行方不明時に情報を活用し、他の3区でも同様にやっているとのこと。10年間で5.4%増加した高齢化率を考えると、推進すべき事項であろう。
☻首都直下型地震やゲリラ豪雨への備えを万全に・・・具体的に市民には伝わっているのだろうか。大都市は救助や配給にも時間がかかる。例えば個人備蓄が三日分の水と食糧では足りず、町会などでも全世帯分の備蓄は無理である。所属町会ではコンビニに依頼しており、会員はそこのコンビニを積極的に利用することで支えあおうと町会役員には通達され、意識しているが一般会員の意識には疑問がある。このように考える私が所属する町会はまだいいが、町会に未加入のマンション居住者や単身者は個人での備蓄が必要だが浸透しているとは言い難く、隣人の顔すら知らないのが都心の実情である。
☻世界レベルのコンベンションと企業誘致で横浜経済力UP・・・意味不明のカタカナを出す時点で怪しいのが政策や法案。つまり外資企業様おいでくださいませ。と揉み手をしているのである。地元企業や商店の活力UPが筋であり、この外人様へすがる方針こそがカジノ誘致なのだ。事実GWにアメリカのカジノ業者が横浜の山下埠頭あたりに視察にきているのだ。お休みムードで市民には知らせず、1月の記者会見でも(同日、横浜市民らのカジノ反対の抗議街頭演説ならびに抗議文が提出された。)消極的かな?という発言にて積極的誘致から急に態度を曖昧にし、それ以降は市長選にむけカジノについて言及することはなくなった。
林市長を含め、各候補の言い分は選挙公報を読むだけではわかりにくい。読むだけで終わらず、具体的にどんなことを主張しているのか、カタカナやアルファベット表記の曖昧なものは日本語に置き換えて考えて欲しい。争点であるカジノ誘致について、ポスターやこの半年の発言では不明だが、選挙公報を読めばわかることがある。
なるほど外資企業の誘致を積極的に行い、毎年の予算にも記載があり継続して外資誘致の方針で、5月にアメリカのカジノ業者が視察にきていることから、カジノ誘致であることは容易に推察される。産経ニユースによると、カジノ誘致はすべきではないと回答した人は65%、カジノ誘致すべきと回答した人は22%であった。不利になるからと争点にだんまり候補者に4年間も市長を託すわけにはいかない。推進ならばメリットを説明する、それが地方のTOPの姿勢だ。
林文子の誤魔化すという卑怯さは横浜市の恥であり、現役世代とも一般女性とも感覚がずれており、71歳の年齢も考慮し、横浜市長にふさわしくないと私は思う。