労働組合よ、相手は経団連だ【大企業の労働分配率43%を放置するな!】
憲法9条、反原発、など何をどう考えようと労働者の自由である。それは労働者にプラスになるのか?イデオロギー丸出しで無関係な活動をした結果、多くの若者は労働組合をさけるようになり、それが長きに渡り、今に至る。
労働組合の組織率は下がり続け、嫌われ者の代名詞の一つになった。しかし、それは労働者にとり大変不幸なことである。ワーキングプア、ブラック企業、過労死と大手企業ですら、ひどい有り様だ。適正な給料、福利厚生を求めるのが本来の労働組合であり、いまこそ活躍すべきなのだ。
先日も神津会長は、希望の党に振り回され右往左往していたが、冗談ではない。労働組合は、労働問題に声をあげるべきで選挙に介入すべきではないのだ。労働者の立場から、さざれ石の会は労働組合に対する希望を勝手ながら述べさせていただく。
①消費税増税は、赤字企業も負担せねばならず、反対すべきであろう。
②大企業の労働分配率はなんと43%で、労働者に半分も還元されていない。史上最高益といい給与を払わないのはおかしいではないか。かつての七割に戻せ、と声をあげるべきてあろう。
③残業代0法案など、労働者の権利を阻害する法案に声をあげるべきであろう。
イデオロギー闘争をし、数多の労働者から忌み嫌われた結果、漁夫の利を得たのは配当が欲しいグローバリストや経団連である。それを見透かされ、自民党のグローバリスト小泉進次郎にバカにされるのだ。大変情けない話だ。
小泉進次郎が労働組合を話題にしたことは危機感を持つべきである。自民党の農水部会のトップからどかず、全農を苛めぬき悪者にし、株式会社化により外資に日本の胃袋を捧げる売国奴である。種子法廃止、農業競争力強化法にて国民の知見をただで外資に流出させる法律を作った税金泥棒である。彼は人気が高い。過疎率ワースト3の横須賀市の選挙区では圧勝が続くだろう。
うるさい労働組合はないにこしたことがない。ネガティブキャンペーンにて破壊される前に、労働者のために活動し、労働組合の存在価値をしめさねば未来はない。労働者よ、労働組合は敵ではない、本来の仕事をさせ、労働者の給与と待遇を取り戻そう。
写真:毎日新聞(過労自殺の会見)