米原子力空母カール・ビンソンが日本海にへくる状況とは?
アメリカ原子力空母を中心とする空母打撃群が月末までに日本海に到着する予定だそうだ。日に日に緊張が高まる朝鮮半島。有事などないにこした事はないが、有事になれば外務省も自衛隊も何も手も打てないことを日本人はわかっていない。圧倒的多数と支持率が高い安倍政権は、その強みをいまこそ活かすべきである。危険地帯につき渡航自粛勧告だ。
無策に思える安倍政権のアドバイスが報道されたので、漸く動いたかと思ったら、「ミサイルが飛んで来たら地面に伏して頭を隠せ」とアドバイスをする。安倍内閣には何の知恵も対策もなかった。
戦前・戦中「爆弾が落ちてきたら防空頭巾をかぶりましょう。」と言っていたそうだ。それを聞いた時、無知と無策で多くの国民が苦しみお亡くなりなったことを悲しく思った。朝鮮半島有事が起こった場合、後世の人々は平成の安倍内閣は「ミサイルが飛んで・・・」を聞き私と同じ思いを抱くだろう。無知・無策で邦人は焼け死んだと。太平洋戦争であれほど日本中が苦しみ、また同じ思いを在韓邦人がするのか。同胞として耐えがたい苦痛である。
主戦場はソウルだ。一刻もソウルを離れ、漢江を渡っておく必要がある。そうすれば何とかなる。
北朝鮮のロケット砲は、最初の一撃で金浦空港・仁川空港・漢江を破壊してソウルから逃げられなくするのは明白だ。
5万7千人の在韓邦人の多くはソウルにいる。自衛隊は救助にいけないこと、アメリカの空母打撃群が月末までに日本海に到着する予定であることの意味を考えて欲しい。軍事力行使も排除せず北朝鮮と対峙するというアメリカの姿勢をのんきに眺めている場合ではないのだ。
写真:毎日新聞