『東京五輪は無理』海外メディアの指摘に恥を感じろ!
ニュースでよく見る光景がある。菅官房長官の記者会見場に響き渡る「パチパチ」PCのキーボードを叩く乾いた音。質問なんかしない。ひたすら下を向き「パチパチ」
記者はどこ?そこにいるのはキーパンチャー。
彼らは東京五輪が灼熱地獄の下、開催されることに疑問を感じた記事は書いたのだろうか?
猛暑・酷暑の東京五輪に対して、海外メディアからは灼熱地獄に対して不安の声が上がっている。しかし、「パチパチ」キーパンチャーは、若者を人身御供にし、政府の顔色を窺っているだけ。記者とは言えない情けない忖度ぶりである。
日本は7月8月をスポーツに最適として2020年の夏季五輪を東京に誘致した。誘致に尽力した石原慎太郎も猪瀬直樹もなぜか沈黙の日本。小池百合子は打ち水をしている。はあ?
熱中症でバダバタ搬送され、死者まで出る灼熱地獄はスポーツに最適か?
なぜ報道しない?公式スポンサーをみて合点がいった。朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日経新聞がスポンサーではないか!皆様のNHKは政権の広報なので言うに及ばず。
日本の忖度メディアと政府広報局が真実を伝えずグダグタしていたら、海外メディアが[こんな暑さでは無理]と報道してきた。当たり前だ!選手や観客として来る自国民を心配する記事を書くのは。翻り日本のメディアはなんだ!
灼熱地獄たる東京五輪は8万人のボランティアが必要だそうだ。
日本の忖度メディアは無言。企業もスポンサーになった後に従業員を首切り・・・。海外から危険を指摘されても無視。
奴隷&学徒動員のセコさ満開のタカリンピックだが、ボランティア8万人を有償ボランティアにしたらどうであろうか。
8万人×10日間×東京都の最低時給958円×8時間=61億3120万円(H30.10より最低賃金は改定され、30円ほど上昇)
東京都は日本一の消費の街である。消費税が8%になり3年連続で減収になった唯一の自治体である。大消費地ゆえ、消費税の影響は最大化する。2020年はオリンピックだけではない。消費増税の年だ。景気は悪化するであろう。そんな年にカンフル剤になるのが有償ボランティアである。少しでも対価が支払われれば、食事や水や交通費を気にせず、ボランティアに参加しやすい。また、帰りに仲間と食事をして帰る人もいれば、景気貢献にもなるのだ。JOCや東京都もお金を使うべきところには使うべきである。
灼熱地獄のオリンピック期間は、労働者は混雑だから休めとかただ働きを求められ、消費税のおかげで財布も苦しく、商売もあがったり。具合が悪くても交通機関がマヒすれば救急車も不安。憧れの東京とは程遠い地獄絵図TOKYO!まだ、2年あるではないか。せめて秋に移動しよう。アスリートや日本人の命には代えられない。それを交渉するのが政治ではないだろうか。
そして労働組合の連合である。勤労家庭、学生を守らんとする連合は何をしているのだ。
ただ働きの価値しか労働者はないのか?ボランティア不足を企業戦士で穴埋めを要求されたらどうするのか?
子供たちを戦地に送るな!と勇ましい日教組は、今言わずしていつ言う。灼熱地獄は太平洋の島々やアジアの諸外国だけではない。東京も灼熱地獄であり、保護者に説明もなく、大学などに単位や参加証にて募集をかけるのはおかしい、となぜ言わない?
覗き見趣味の不倫ネタやヤクザ紛いのスポーツの裏側を面白おかしく記事に書いたり、官房長官の話をパチパチ律儀に文字起こしたり暇はもはや日本にはない。何のために記者になり、何のための連合なのか。
少しは考えていただきたいものである。