衆院28日解散「国難突破解散」?【外圧のミサイルと少子高齢化が国難とはふざけるな!】
s昨日、安倍総理は首相官邸で記者会見。その解散理由に、子育て中の母親として、主婦として、高齢になった親を大事にする娘の立場として、怒りを覚える。
今回は写真に掲載した読売新聞の9月26日の朝刊の一面を参照しながら、子育て中の主婦目線で記者会見ポイントを紹介する。(ポイントは読売新聞の一面より抜粋)
☆少子高齢化や、緊迫する北朝鮮情勢などに対応するための「国難突破解散」と命名
少子高齢化はバブル崩壊の1994年に政府は把握しており、今さら・・・。緊迫する北朝鮮というが、ミサイルのまだ実害はないが既に拉致被害者存在しており、これも今さら。拉致問題が最重要課題と選挙前に豪語するも塩づけしたあげく、この台詞。情けないが、自分に関係なければ拉致もミサイルも国民は無関心でワイドショーがわめいているとしか思わないだろう。誘拐されても何もしない、ミサイルと言っても非難も自己責任なので、恥もなく国難とは言うことにドン引き。
☆消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途を変更。「全世代型」社会保障費実現に向けた財源とする
かつての高速道路の財源のように、特別会計にするのでなければ、増収分がどこに使われるかは曖昧。お金に色はついていない。豪語するならば、消費税を特定財源にせよ。法人税減税と毎回セットなのに、何を偉そうに言うか!
日本を支えてきた高齢者を厄介者扱いし、現役の苦労は高齢者だと言わんばかりの発言は親を大事に思う現役世代にも非常に不愉快である。企業戦士と言われた父、それを支えながら地域や学校にて役割を担い続けた母は私の誇りであり、国家のお荷物ではない!医療も介護も、現役の給与になるので、大いに利用してもらいたい。介護への報酬が少ないから人出不足なのである。介護職の適正給与の支給と介護への財政出動こそ緊急課題であり、切りつめというのはデフレの側面からみても真逆の政策である。
子育て世代も、幼稚園や保育園の無償よりも毎日の生活、一生支払う消費税の負担のほうがはるかに大きい。子供レスと子供アリの争いでも招きたいのだろうか。子供を増税の口実にするのは、子育て支援ではなく子育ての妨害だ!
☆20年度に基礎的財政収支を黒字化する政府の財政健全化目標の「達成は困難」とし先送り
プライマリーバランスの黒字化を目標にしてしまうのだろうか・・・。デフレの日本はGDPの大きさが大切だが、ミニミニでインフラもボロボロで原始時代に逆戻りでも借金レスならOK?目標ではなく、財政健全化の結果がプライマリーバランスの黒字化ないし黒字化に近づくのだ。
そして、財政健全化≠プライマリーバランスの黒字化、であり財政健全化とは国際的な定義がある。財政健全化=GDPに占める政府の借金の比率
であり、GDPが大きくなれば借金比率は自ずと小さくなる、というものである。プライマリーバランスとは無関係である。つまりデフレ脱却で問題解決。
☆勝敗ライン
これは昨日からコメンテーターや評論家の方々(言いっぱなしで責任を取らずに電波をジャックという羨ましい方々)が稼ぎ時と頑張って下さるであろうから、私はノーコメント(笑)。
外圧と少子高齢化を口実にする腰砕けの卑怯者よ、消費と投資がGDPであり、消費税で前者を公共投資しぶりで後者を減らすバカ内閣に告ぐ!国難とは、国益を考えずグローバリズムとわめく売国奴が権力を悪用することを言うのだ
新聞の一面「間抜けなタイトルの読売新聞www」