移民規制のためのEU離脱【イギリスの決断】
イギリスのメイ首相がEUから離脱する基本方針を表明した。EU離脱を決めたり理由は移民規制を優先するためである。
EUに参加するには、4つの自由の受け入れが必須である。人・物・資本・サービスの自由の受け入れが必須であるため、移民の規制ができないのだ。
自由は善だという人もいるだろうが、規制をかけることは間違っているのだろうか。私は適度な規制は国家の主権の見地から必要と考える。
今回のイギリスの離脱理由からも分かるように、人の自由往来は問題を生じることがある。なぜなら人には文化・宗教などがあり、時には悪意を持った人もいるからである。理想を思えば非常に残念ではあるが、現在は摩擦が表面化し混沌とした状態にある。
EUは宣言協定によりパスポートなしで往来が可能であるが、犯罪者も往来自由になっている。一例をあげればドイツのベルリンのテロである。クリスマスマーケットにトラックで突っ込み、12名が亡くなり数十名が負傷するという悲惨な事件だったが、容疑者は四日後にイタリアのミラノで銃撃戦のうえ射殺されるという結末を迎えた。つまり、テロリストがドイツからフランス、イタリアと移動したのだ。パスポートなしで自由に往来できるためにこのようなことが起こったのだ。
犯罪者はEUを自由往来できるが、警察は自由往来できない。犯罪者にとり逃走しやすいのだ。パスポートチェックがあれば、このようにたやすく移動は出来なかったであろう。
移民=犯罪者といっているのではないが、文化や宗教の摩擦が生じるのは事実であり、言葉の壁もある。人の自由往来というのは悲劇もうむことを私たちはEUから学ぶべきである。移民規制は排斥主義ではなく、自国民を守るという当たり前のことである。差別や排斥だということではない。人の自由を促進するのは誰であろうか。それはグローバリストである。彼らは国家意識が乏しく、銭ゲバ理論しかない。安い労働力としかみないので移民推進なのであって、博愛主義者ではない。搾取するための移民推進をきれいな言葉で誤魔化す詐欺師である。
政府のすべきことは移民推進ではなく、自国民の生命と財産を守るために正しい規制をすべきである。EUの現状は対岸の火事ではない。私はこの度のイギリスのEU離脱を支持する。
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今後の予定:経団連前にて抗議街頭演説、1/25㈬横浜市役所前にてカジノ誘致反対の街頭演説