「高い!」~値上げと出費で悲鳴の春~
ため息が止まらない。家計がピンチ。年度の変わり目は出費が嵩む。恐ろしくて現実逃避したいが、列挙する。
中学は、公立私立関係なく制服着用の学校が多い。冬服夏服、シャツを含めると公立でも5万円は吹っ飛ぶ。小学校のランドセルも使えないので大きなカバンも買わねばならない。その上、体操着もジャージ上下と半袖シャツと短パンで2~3万円かかる。運動部希望で洗い替えで二組買いそろえる場合はさらに値段があがる。それを2月3月に払うことになるのだ。教科書は無償でもノート等の文具や校章など細かな出費も嵩む。トータル7~10万円が進学でかかる。
公立小学校もバカにできない。ランドセルは4万円台~8万円台が主流で、お手軽価格がウリでも2万円以上。最近は夏に購入し秋に納品が多いので先払いの出費で終わらない。2月3月は体操着上下、赤白帽子で4000~5000円はかかり、ノートや筆箱や色鉛筆などの指定の文具用品代などと合わせて1万円はかかる。
定価 消費税5% 消費税8% 消費税10%
公立中学制服 ¥50,000 ¥52,500 ¥54,000 ¥55,000
中学体操着 ¥25,000 ¥26,250 ¥27,000 ¥27,500
ランドセル ¥50,000 ¥52,500 ¥54,000 ¥55,000
小学校文具 ¥10,000 ¥10,500 ¥10,800 ¥11,00
幼稚園制服 ¥27,000 ¥28,350 ¥29,160 ¥29,700
共に私立の場合は、制服代金も高いことも多く、カバン類やノート類の指定もあるため節約しようがない。加えて入学金と施設費で50万円は別途かかるだろう。私立の学校は自由選択なので除外するとしても、半ば義務的になりつつある幼稚園は都心では公立も少なく私立が多い。政府の無償化の試算27500円では一般的な幼稚園でもオーバーするところが多いのも現実で、こちらも制服とカバン等で2~3万円はかかり、我が子達の経験では入園費用として10万円前後~40万円前後かかった。
制服や文具にかかる消費税は、ギリギリの生活をしている子育て世代に大きな負担だ。財務省は消費税増税というが、日用品に消費税がかかるのは、世界でもスウェーデンと韓国と日本だけ。貧乏人に負担が大きい消費税を増税するのは格差拡大になる。10%への増税で日本は再デフレになることは明白だ。2019年問題は消費税増税、残業代カット、オリンピック投資の終了と、国民の地獄の入り口の問題である。
政府よ、国難と教育無償化の選挙トークはどうなったのか。月謝以外の諸費用が苦しく、さらに増税が追い打ちではないか!北朝鮮のミサイルはこないが、消費増税だけがくる。教育費無償化というが具体的になにも恩恵がなく消費増税の来年度はさらに厳しくなる。国民の痛みが理解できないお坊ちゃま世襲議員はいらない。
街宣告知:3月5日㈪ 国税庁にランチタイム抗議街宣(youtube浅野耀子チャンネルでご報告申し上げます。)