大阪にカジノ?万博?【大阪の電飾男・松井一郎府知事】
灼熱の東京オリンピック2020、おしゃれな港町・横浜のカジノを心配していたら、今度は大阪らしい。現在、大阪では2025年大阪万博に名乗りを上げているそうだ。万博というと私にとっては昔の古臭いイベントのイメージしかなく過去の話かと思いきや、これから誘致というのだ。
東京も石原慎太郎という怒鳴るばかりの税金泥棒爺さんが灼熱のオリンピックを誘致し、様々な問題が問題が持ち上がっている。地元としては2週間の混乱を危惧し、辟易しているというのが庶民感情である。運動会で「聖火ランナーをやりたい子は?」と地域のお偉いさんが壇上から聞いたが、誰一人挙手せず興味なしというところだった。イベントが好きなのは正直老人が多いのではないだろうか。通勤時の混雑や、救急車がこない不安、日々の生活で現地にいくこともテレビの生中継も働く世代には無関係なのだ。そんな現役世代の子供たちにとって、一部のスポーツ好きは別だろうが、無関係の行事で、暇であっても灼熱の東京で観戦などしたいと思うはずがない。かつての秋の東京五輪とは別なのだ。それを分からない石原慎太郎らが誘致したが、老人とアスリートしか興味がなく庶民には迷惑なイベントにすぎない。
大阪の松井府知事は、若年寄なのか万博誘致だそうだ。大阪と東京の文化の違いなのかと思っていたら、Twitterなどで大阪地元民からも反対の声があがっていた。大阪でも庶民の声をむしして、万博やカジノ構想があるということだった。ここでも庶民ファーストではなく。アスリートファースト&経済界ファーストかと思いきや、経済界もソッポを向いており、スポンサーすら集まらない状態であった。東京オリンピックは即スポンサーが集まったが、大阪万博は平昌オリンピック同様のようだ。
松井府知事は大阪府議会議員(3期)などを歴任し、住之江競艇場の照明・電気設備関係の工事・保守を一手に請け負う株式会社大通の元代表取締役である。なるほど、24時間営業の万博は家業のご都合で、庶民は万博の電飾で眠れない大阪。さらに父親は大阪府議会議長・松井良夫という世襲議員さま。
へんてこな髪型は趣味の相違だが、24時間営業の万博で実家を設けさせようとは汚いにもほどがある。ただでさえ、ギンギラの大阪のイメージで近寄りがたいが、庶民の安眠妨害とは最低な知事である。
東京では実態が分からないので、大阪出身のママ友に聞くと、子供のころの大阪は町工場があったがギンギラではなかった、河内弁はきついけど下品ではなかった、と残念そうに話した。そうか、ギンギラ下品な大阪のイメージは、松井一族の電飾と下品なお笑い番組によるものだったのか。大阪府民は、松井一族の電飾と吉本興業による下品なイメージでいいのか、スポンサーすらつかない大阪万博が大阪に貢献できるとは私には思えない。
写真:ウィキペディアより