『令和』の小泉フィーバーに異議あり!『構造改革』『民営化』は古い!なぜ小泉総理かマスコミは説明しろ!
結婚 、初入閣、おめでとうございます小泉進次郎さんといいたいところですが。
いくつか進次郎大臣に疑問を感じる箇所を挙げてみたい。
1.お互い過去には色々あった中年カップルがなぜ官邸で極私的な会見に利用するのか?
まるで総理大臣令夫人を私人=普通のオバチャンと『閣議決定』した公私混同甚だしい日本のチャウシェスク夫妻を彷彿させるのではないのか。
2.「日本の人口は多い。6000万人くらいがいい」
日本の人口が半減希望する男が育休を取りたいという話。
矛盾しないのか。
3. 育休制度は出産育児経験者としては大いに賛成する。
しかし、育休をとれない人たちはどうするのか?
育休中の給与がわりとなる育児給付金は、雇用保険(公務員の場合は共済)から手当金がでる。
つまり、自営業や日雇いなどで雇用保険に加入していない場合は支給されないのだ。
母親は産後8週間後~1歳まで、父親は出産予定日から1歳になるまでの期間、取得可能だ。
この育休取得を宣言しながら、出産中に不倫していた自民党議員も記憶にあるが、このような制度である。
政治家なら育休制度をもっと充実させる法律作りに奔走すべきではないのか。
自分が育休とれば他も追随すると考えているのか。
そもそも中小・零細企業では簡単には育休はとれませんが。
育休がとれない場合に、自治体のサポートの利用を考えるだろう。
進次郎サマの選挙区・横須賀市では平日700円/時間、土日祝日900円/時間のファミリーサポート。
有償ボランティアによりこの金額だが、格安のため、ボランティア登録者と、利用希望者では後者が圧倒的に多い。
私自身も別の自治体で利用登録をしようとしたが、実際利用するのは難しいことを区役所で説明を受けた。
所得の高い方は、民間のベビーシッターを利用してほしい。
例えば、パソナの家事代行サービスは5000円/1時間(関東地方。家事、ベビーシッター、などオリジナルメニューが可能。)
残念ながら、一般国民が育休代わりに利用できるものではないだろう。
利用の壁だけでなく、収入の壁もある。
育児給付金は、収入により異なるが、例えば20万円(額面)の給与の場合12万円程度かつ社会保険料が免除となる。
実質6-7割程度だろうか。満額ではないので、生活が厳しい場合にはこの減額も苦しい。
4. 派遣が増え預貯金ゼロ世帯が増えた元凶である、小泉竹中構造改革路線については同じ政治家としてどう考えるのか?
NHKはじめマスコミ各社は千葉の激甚災害より進次郎大臣の一挙一動をまるで令和の宰相のように、大人物かのように報道する。
そう、パンダがついに入閣。
それはまるで2001年の小泉フィーバーの再来のようだ。
民営化すれば全て薔薇色と郵政省を解体した弊害が今現れているが、当時は毎日が韓国ドラマのようだった。
ようは日本人は騙されたのだ。
進次郎さん、あなたは安泰、次期総理になるでしょう。
なぜなら、ジャーナリスト魂を捨てた、質問力もない、金魚の糞みたいなマスコミにまもられているから。
ま、一応、おめでとうございます。さざれ石の会よりの祝辞でした。
写真:アフロ