2019年4月より『英検』値上げ~子育ての敵『文科省』Vol.1~『大学入試改革』は金儲け主義
2020年大学入試改革ってなんなのさ・・・
改革、革命を叫ばれても、いまいち分からない。
ぶっちゃけ、決まってないけど、改革だけは決定!というのが実情だ。
教育現場は右往左往、受験生も保護者も右往左往。
分かっていることは、英語の試験に民間検定テストを導入し、その点数配分を国公立大学では上げていく方針だということ。
小学生にも外国語が義務教育として組み込まれること。教師があまたの言語を扱うわけではないので実際は英語。
親の給料も上がらずとも、年に3回も学校から配布される英検の申込書・・・
「高いからダメ!受けないで!」とは子供に言い難い・・・
「経験なので、受ければ受けるほど合格しやすくなるのも事実です。ただ、無料ではないので強制できません。」と教師。
そんな英検のお値段は2500円~8400円。
それが2019年4月より3000円~9500円に値上がり!
おかしい!大学入試で必要になるから受験者は増える。値下げでもいいはずなのに、値上げかい・・・。
親の世代では3級からだった英検も、4級・5級が加わり、英検Jr.も追加。
日本語がわかれば中1で普通に授業を受けていれば受かるのが5級レベル。なにも受ける必要はない。
根拠は、大学入試に組み込まれるにも有効期間があり、受験まで2年間を指定する大学が多数なのだ。
年3回実施の英検では
私立大学は、高校1年3回目~高校2年1-3回目
国公立などの共通テストは高校3年の1.2回目
ほかの外部検定試験も同様のスケジュールだ・・・
おいおい、外部検定の導入で大学の傾向を気にせずどこでも受験しやすい???解説した詐欺師は謝罪せよ。
お金を払うのが増えるだけ!!
文科省のHPには
・グローバル化の進展
・技術革新
・国内における生産年齢の変化
・人口の急減
⇒ヨーロッパのデモやアメリカの選挙からわかるように脱・反グローバルが世界の流れ。
この20年研究費の国家予算は増えず、ノーベル賞をとった研究所も9割は非常勤。欧米の先進国ですら最低で1.5倍。中国やインドは2桁。
高度経済成長期は現在より総人口は少なく、期間中の生産年齢の増加比率は横ばいだが、実質賃金ならびにGDPは10%近く毎年成長。なにが言いたいのかすら不明。
少子化できめ細やかな入試をするならばわかるが、ボツ個性の外部テストの導入は意味不明。
ただの英語利権ということ。
なるほど、最近の『派遣』の募集には英語検定の試験監督が多いわけだ。
英語教師にフィリピン人の派遣もOKになったわ・・・外人様は直接雇用ではなく『は・け・ん』。
パソナの会長様・竹中平蔵様たちが儲かるってこと!
入試内容だけではない。教師に外部人材を入れろ、という話も。
は?
大学は専門知識を学ぶところで(高校も)、専門知識もないお偉いさんの天下り先にされて授業料をとるのは詐欺!
入試代金も高い!さらに外部試験も高い!
国公立大学の入学金と授業料も、高校以下の私立なみのお値段。
入学金28万円、年間授業料53万円。
「有識者って誰?」
天下り先確保・派遣ビジネス・英語利権
幼稚園児~中学生の子供をもつ私にはそう感じる。
庶民には、英検のお金もきびしい。
もちろん、財務省が英検にも消費税も上乗せ❤
文科省よ、有識者のイヌに成り下がった貴方たちは教育の敵である。2001年の官庁の改革は教育の職人も葬った・・・
表紙写真:ウィキペディアより(文科省の建物)