【主婦によるJA応援街頭宣伝】のご報告
「国産品安心して食べたい。食べさせたい。」
70年前までの飢えや餓死とは無縁とも思われる昨今。糖質制限、ダイエット、廃棄食材の問題ばかり注目されるが、人間の歴史は飢餓との闘いの歴史である。
南北差と言われる世界において、餓死や安全な水が当たり前の地域はごく一部であり、今も安全な水がなく亡くなる乳児が非常に多い。
日本はたまたま今、水も食糧も当たり前のように手にいれることができ、保存食や備蓄の概念が失われつつある。
この豊かさに危険信号が灯されていることを国民の多くは知らない。
災害時を考えれば一目瞭然だ。生きるには、水と食糧は欠かせず、これを国の安全保障と呼ばずして、何が安全保障なのか。電気などのエネルギー、インフラ、経済の安全保障よりも常に問われる水と食糧。
全国農業共同組合JAを、既得権益だと非難する勢力があり、彼らは悪者にされる。昨年の韓国産肥料輸入も韓国から勲章も貰っている経団連榊原会長や小泉進次郎らの働きがあったのだが、JAに非難が殺到した。
攻めの農業と喚いたのは、小泉進次郎や竹中平蔵らであり、安いから輸入しろとごり押しも彼らである。
このばか騒ぎと苛めに、負けた前全中会長に代わり、8月から中家徹新全中会長が誕生した。就任挨拶で、安全保障と農業を語る彼の姿勢に期待と応援をこめてJAビル前にて集った。
食糧は安全保障であり、水・土・種子を守らずば、成立しない。国内の農家を守ることは、毎日の食卓を守ることだ。外国に胃袋と水を押さえられることも、遺伝子組み換え作物も、私達は拒否する。