【公約を軽視する自民党・石原伸晃】バカ露呈の発言は続く・・・東京の自民党はご臨終?
『石原伸晃経済再生相は3日の退任会見で任期中を振り返り、「昨年まさかと思っていたトランプ米大統領が誕生、公約通りにTPP(環太平洋連携協定)の離脱を表明したときは、目の前が真っ暗になった」と述べた。
TPP交渉の今後をめぐり「アジアの国々は米国復帰を期待している」として、日本が主導的に米国の交渉復帰に向けて尽力すべきと強調。また「人口減少の中で経済再生と財政再建を両立するには潜在成長率の引き上げが必要」と述べた。』(Reuters 竹本能文より引用)
失言のデパート、バカッチャマ、など60過ぎの男性につけるにはどうかと思うほどの揶揄ニックーネームがつく石原伸晃。
父親の石原慎太郎も暴言、失言(私は失言ではなく本音だろうと思っている。)、ヘイトスピーチ、勘違いトーク。オウム真理教に入信し曼荼羅なる絵画を描いてきた四男を、東京都のお抱え画伯にし、ヨーロッパにも行かせ、東京都の美術館は四男の友人夫妻が館長と副館長。東京都を私物化した最低な高齢者だ。公私混同のレベルではなく、マスメディアの石原一家のセレブ扱いにはうんざりしてきた。舛添要一どころではなく、愛人、私生児など下半身も東京都への集りも桁違いだった。
話を伸晃議員本人に戻そう。
まさかって、民主党と共和党の候補の一騎打ちになるアメリカの大統領選挙だ。片方の候補者だけに肩入れして対策するのは政府としておかしい。アメリカと日本は別の国家であり、選挙民は日本国民ではなくアメリカ国民なのである。誰を大統領に選ぼうが、アメリカ国民の自由であり、日本政府は注視しながらどちらが当選してもいいように、人脈作りをするのが当然だ。
東京都知事選でも個人的な好き嫌いで小池百合子候補と対立し、負け戦を入院中の谷垣幹事長(谷垣氏は自民党の幹事長ではあるが、自民党の東京都議連の幹事長はドン内田)に押し付け反省なし。反省もせず、都民を見ずにいた1年後の都議会議員選挙が57議席から23議席への歴史的惨敗だった。それでも反省せず、この台詞・・・
彼が自民党の選ばれし議員であるということは、自民党にとって危機である。政治家が公約を掲げ選挙を戦い、勝利後に公約を守るべく邁進するのは当然である。それを石原伸晃は否定したのだ。TPP離脱はトランプ大統領の公約であった。ゆえに当然だ。自民党がTPP推進ならば、トランプ候補の当選の時点で分かっていたことで、選挙公約をしたことにまで反旗を覆せというのは、著しい内政干渉でありアメリカ国民へ大変失礼なことだ。
自民党は、公約は吐き捨て御免である。TPP断固反対は、与党に返り咲いたら民主党を罵ってきたTPPを推進。⇒公約違反
竹島の日の政府主催の式典⇒額賀議員が韓国にやらないことを即伝えるために訪韓。=公約違反
尖閣諸島に公務員常駐⇒未だに置かず、中国との関係を優先といい、小笠原諸島のさんごは乱獲され、尖閣諸島の周辺の漁業は立ちいかず、中国の自称漁船の増加=公約違反
そうか、自民党の公約というのは、約束ではなく選挙対策スピーチなのか。自民党には約束という概念がそもそも皆無だ。
安倍信者は隣国へ暴言をはくが、彼らが崇める安倍晋三と仲間たちも約束という概念がないのだ。他国へのヘイトスピートをせず、自国の政府の言動に声をあげる。それがすべきことである。
写真:Reuter より