五児ママの料理教室Vol.2【夏休みは手抜き料理で、子供と存分に過ごそう♪】
夏休みは、子育て世代には楽しいながらも大忙しのシーズンだ。家族で、子供達と外出をして帰宅が遅くなることもあるだろう。宿題や様々な体験を一緒に過ごし家事は短時間勝負というご家庭も多いと思う。
そんなときはご飯作りは短時間でさっと済ませつつ、外食続きだと野菜も食べたい、と相反する気持ちに悩まされがちだ。
今回は我が家の手抜き料理を紹介するので忙しい時の参考にしてほしい。
ハンバークは子供の人気メニューだけど、帰宅して作って焼いて、他の野菜も作ってと思うと時間がかかってしまう。そこで活用するのが、市販のハンバーグ(温めるだけのもの、加熱が必要なものお好みで)だ。お時間のある方は自分で作って焼いてから冷凍しても。
①ウースターソースとケチャップを1:2の割合で水とともに加熱する。(ハンバーグにより調味料の量は加減する)
②①に加熱済みのハンバーグを入れ、温めたらさらに取り出す。(未加熱のハンバーグは予め焼いておく)
③②に小さめに乱切りした人参、玉ねぎ、ナス、トマトなどを入れて、ハンバーグのうま味とともに煮る。
④③に火が通ったら、具材をすくってソースとともにハンバーグにかければ、なんちゃって煮込みハンバーグの完成。
(③の野菜は薄味のラタトゥイユを作っておけば、ソースに入れて温めるだけでOK)
これで主菜と野菜が一度にとれ、ご飯をタイマーで炊けば外出から帰宅しても短時間に食事がとれる。
冷ご飯の場合でも、④の時にソースを残しておき、玉ねぎのみじん切りを入れて炒める。予め生卵をかけた冷ご飯をそこに入れれ、好みで塩コショウを加えれば焼き飯の完成。
主食も主菜も野菜も一度に作りたい・・・そんなときは、骨付きチキンがお勧めだ。
①骨付き鶏もも肉(もしくは手羽元)骨にそって包丁をいれ塩コショウをしてビニル袋などで30分ほどおく(前日でもOK)
②深めの鍋に水、チキンスープの元、食べやすい大きさに切った野菜(玉ねぎ、にんじん、キャベツなどお好み)を入れ、加熱する。
③沸騰したら①と雑穀や洗ったお米(今回は6種の雑穀)、トマト(トマト缶、トマトソース)を入れて一緒に20分ほど炊く。
④好みでめんつゆ(醤油やだし醤油も可)を入れ味を調える。
吹きこぼれさえ、気を付ければ一度に作れ、炊いている間に片付けなどもできる簡単料理。
①の時間がない場合、下味のみでも可能だが、30分以上置くほうがうま味ができるので是非。塩鶏は3日から1週間ほど冷蔵庫保存ができるので買ってきたとき冷蔵庫に入れる前に塩をしておくのもお勧め。
暑い、時間がない、子供とも過ごしたい、麺類が増える夏場も、しっかりたんぱく質や野菜をとって乗り切って頂きたい。