日テレ【愛は地球を救う】?勘違いタイトルに詐欺的な実態。収益バッチリあげてるよね。
『2013年7月10日に一般社団法人を設立した上で、9月15日、内閣府の公益認定等委員会に公益認定申請を行い、折衝を重ねた結果、11月22日「認定基準に適合する」との答申書が安倍晋三内閣総理大臣に提出されました。そして2013年12月1日、正式な「認定書」が届き「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」が発足しました。』
(『』内、HPより)
社会人になり、TVを見る機会が激減した。小学生のころは親にTVの視聴制限されており、中学生になり、TVを自由に視聴できるようになったのだが、毎年迷惑なTV番組があった。24時間TVなるハイジャック番組である。
なぜ、24時間TVがハイジャック番組かと言えば、新聞のTV欄には時間帯が明記されているが、丸一日番組の番組欄は見ずらい。毎週放送されている好きなアニメを見ようとしても時間が変わっていたりと面倒。なぜか、感動をごり押しされて気持ちが悪い。というマイナスのイメージを子供のころからもっていた。
チャリティー番組ということで、大人になり別の視点でとらえようかと思ったが、なぜかマラソンをしていた。意味不明である。聞くところによると、誰が走るのかが注目されるらしいが、わずかの期間で長距離を走る危険性や、長時間ゆえトイレや睡眠や食事などどうするのであろう。これは司会者にも言えることでとんだ虐待番組である。マイナスイメージどころか酷さに驚いた。これをどう感動しろと言うのだ。かつて、奴隷を闘牛と闘わせるという残虐なショーがあったがそれを彷彿させた。
募金活動とのことだが、TV局が慈善家なのではない。電波使用の条件が社会貢献をするということで、災害時の募金などをしているのだ。
勿論、出演者もギャラが発生する。⇒東日本大震災の際、多くのアーティストがチャリティーをしたのは無償である。自身の稼ぎのみならず経費の実費すらとれず自腹をきるので厳しいとの声もあったほどだが、出演者にはただの番組出演なのだろう。仕事だろうが、視聴者のみお金を出すことを知れば感動ではなく詐欺にひっかかった気分である。
ここ数年は障害者にスポットをあてている。⇒障害者は少数派というだけでさらし者にされる必要はない。理解するのに障害者に課題を与えてカメラを回す先が登山などである必要はないのだ。普段の生活で大変なことを実感するのであればアイマスクなどで歩行した体験などで十分だ。無駄で見苦しいマラソンを見せるより、はるかに少数派の感覚をしることに役立つだろう。そして、障害は身体、知的、発達に大まかに分けられるが、見えにくい発達障害こそ近年のテーマであろう。TV的な映像を撮影するために障害者を利用するのは非常に不愉快である。少しでも理解してほしいという本人並びにご家族への侮辱的行為で、これを視聴した障害者と身内は怒りを覚えるだろう。
募金活動番組というだけで、偉そうに愛は地球を救うと豪語するな。地球にとり人間はごく一部である。タイトルからして傲慢極まりない。
そして、最初に発言しろ!日テレの冠番組でドル箱番組です。株主総会で発言していたことを視聴者の皆様にも言うべきだ。スポンサーが獲得しやすい稼げる番組です。