「博打場カジノより火葬場を作れ、林文子」さざれ石の会の提案。
神奈川県知事・黒岩祐治や横浜市長・林文子がカジノ誘致にやる気満々で、横浜市民・神奈川県民および周辺の国民に真意を問うこともなく、違法の賭博場を誘致しようと暴挙を働いている。
カジノ予定地とされる山下埠頭は、海沿いの緑豊かな山下公園の横に位置している。横浜市は2009年より市民税にみどり税が追加された。横浜市の緑化が目的のみどり税で山下公園にある赤い靴の少女像の横の花壇などもみどり税で実施された。
山下公園は海にかかる橋や行きかう船を間近で見ることができ、多くの緑に囲まれ観光やデートスポットとして人気の高い公園である。古くから港町として栄えた横浜は老舗ホテルやバー、中華街もあり、この山下公園付近は観光客に地元ハマッコにも人気の地域である。その横に博打場を誘致するとは正気の沙汰とは思えない。
この山下埠頭の現状を確認すると、土地や借地権の買収を進めている段階だった。当初は2020年の東京オリンピックに合わせて再開発予定だったが、2020年に間に合わせることが合わせできず、ジノ誘致になったのであろう。オリンピックに間に合わないから違法賭博の誘致とは呆れてものが言えない。
すでに土地や借地権の買収を開始している横浜市に、さざれ石の会として別の提案をしたい。博打場ではなく緊急課題である火葬場を作ってほしい。これは横浜市ならずともどこの自治体も火葬場建設には住民の反対が多く苦慮している。人口が多い横浜市ならび神奈川県は特に深刻で、葬儀をあげるのも生前予約をしていても待たされ、希望の斎場ではなく空いている斎場でなんとか執り行うというのが実情だ。暑い時期にお亡くなりになった場合は、大量のドライアイス代金を払いつつ大切な身内の腐敗が一番の気がかりになってしまうのだ。
【さざれ石の会の提案】
・海に面したガラス張りの待合室。30基が一度に火葬できる最新の釜。
・横浜市市民には低価格で、横浜市市民以外には3割増料金。
・遠方の参列者用が宿泊できるホテルを上階に。
・斎場も兼ね、広大な駐車場を併設し、売店やレストランも完備。
当日や前後は勿論のこと、下見も兼ねた観光や横浜散策のツアーで観光客誘致。横浜市の最新火葬設備による雇用拡大、事業収益、拡大した雇用による税収UP。治安悪化も博打中毒も心配せず、人生の最後まで支える横浜市。これこそ、横浜市の選択すべき道であろう。経済界も潤い、横浜市民にもプラスになり、税収もプラスになるではないか。博打や外人だのみの貧弱な発想から脱し、政令指定都市らしい政策を横浜市には望む。
写真:緑あふれる山下公園の昼下がり。この横の山下埠頭にカジノ誘致を画策している。