【平成の側用人】朴槿恵には崔順実。安倍晋三にはパソナ竹中平蔵。
今日から師走。今年もあとわずか一月だが、隣国の今年は経済も政治も大混乱のようだ。朴槿恵大統領の友人の崔順実(チェ・スンシル)被告が政治介入していたというのだ。共謀関係を問われている朴槿恵大統領は任期中に辞任することを条件つきながらも表明した。様々な報道が日本でもなされているが、これは対岸の火事ではない。
現在の安倍政権も側近政治だ。安倍総理の側近竹中平蔵。。国民が選ぶこともできず首切りもできない民間議員に言われたくはない。彼は正社員をを既得権益というが、正社員は権益ではなく雇用形態の一つだ。既得権益は地盤カバン看板を引き継ぐ世襲国会議員であろう。安倍総理も既得権益の世襲議員、正社員は既得権益と竹中平蔵のセリフをオウムのように繰り返した小泉進次郎も既得権益の世襲議員だ。
パソナ竹中平蔵は、選挙で国民が選んだことはないが、小泉純一郎と郵政民営化を強行し地方を疲弊させ、郵便局の預金と保険をアメリカ様に丸裸で差し出した。小泉純一郎が後継指名した安倍晋三も竹中平蔵を重用し、様々な諮問会議で権力をふるっている。「安倍さんは竹中平蔵に付きまとわれてかわいそう。」と意味不明なことをいう老人もいるが、総理大臣である安倍晋三が指名するから民間議員なのだ。好き勝手につきまとい権力を行使することはできない。総理大臣と民間議員につい、無知も甚だしく、小学生未満である。
朴槿恵政権をバカにする声もあるが、安倍政権も変わらないではないか。「人のふりみて我がふり直せ」先人の知恵は正しい。朴槿恵政権をあざ笑うことは安倍政権をあざ笑うことなのだ。上から目線で他国を評価するのではなく、冷静に日本を評価すべきだ。国民は竹中平蔵らの寄生虫にバカにされ搾取される、ゆで蛙の状態であることに気が付くべきだ。
話は横道にそれるが、この朴槿恵大統領の占い政治に朝貢していた大馬鹿の一人が自民党の額賀福志郎や経団連の榊原会長であることも最後に加えておく。
写真:柳沢吉保(ウィキペディアより)