日テレ株主総会見聞録2019.6.27~番町の不動産屋?吉本興業のパートナー?~
日テレといえば汐留。こちらには2004年に移転してきた。
では、旧社屋の跡地はどうなっているのか?
跡地は麹町にある番町。現在、高層ビルの建設も含めた街づくりで、地元の複数団体と日テレで話し合いが持たれている。
赤坂の不動産屋はTBSとは知っていたが、日テレは番町の不動産屋になりたいらしい。
では、株主総会の質疑応答の様子の一部をお伝えしたい。(内容を変更せず省略して記載。→以降は経営陣の返答。)
会社として利益は大事で株主としても理解しているが、地元民が反対する中、地権者と高さ制限の改訂を企んでいる。
利益史上主義は通用しない時代になった。
高層ビルの建設についての質問を出しても返事が来ない。
→ さまざまな意見があることは承知いる。
現在、区や町会などと協議中。
手紙は無視しておらず、昨日返答を送った。
株主は前日発送では返事の内容も分からず、総会で返答について質問のしようがない。
総会の前日にわざわざ出したのでは?と思ってしまった。
高さ制限60メートルの高さ制限の地域で150メートルの高層ビルはどうなのか?
既に、日テレのスタジオが60メートルの建物に40メートル電波塔を建てている。
合計100メートルで、60メートルの制限に反すると連絡をいれると、電波塔は建物でなく構造物だと回答された。
噂では、バリアフリーや歩道を広げる、祭などに使える広場をつくる、などに対して見返りを(高さ制限を60メートルから150メートルへ改訂)求めているという声があるが、本当か?
→様々な意見があり、理解を得られるよう努めたい。
質問には答えず、様々な意見がある、でスルーする対応であった。
また、タレントらの不祥事に関しても複数の質問がでた。
不祥事があれば作品を流さなかったり、差し替えたりするが、その製作費はいくらかかるのか?
賠償を求めるのか?
→放送しないこともあったが、賠償請求はしていない。
不祥事については事務所から謹慎処分の連絡があり、今後使用しない。
不祥事、やらせ、捏造、などの対策として株主に製作現場をみてもらう、ということはできないのか?
→全てではないが、観覧はできるので問い合わせてほしい。
暴力団と交流し芸能界を去った島田紳助氏を重用し、後釜に同じく吉本興業の宮迫博之。
今回の不祥事発覚となり、リスク管理が甘いのではないか。
芸能プロに依存しすぎる番組はどうなのか。
→強い遺憾をしめし、再発防止策の提出を求めている。
闇営業をしたタレントを叩くのは簡単なことだ。
吉本興業は芸人がギャラのピンハネをネタにするくらい、ピンハネをするブラック体質であることは多くの日本人が知っている。
生活が不安定で先も見えずピンハネ率が激しければ闇営業だって美味しい仕事と飛び付いてしまうのはやぶさかではない。
そう感じながら質問をきいた。
質問に対する日本テレビの回答は
→パートナーであり、所属事務所内の問題なので申し上げることはない。
芸能プロはパートナーだそうで、総務省から電波を割り当てられている社会的責任も関係ないということなのだろう。
※パートナー(相棒、相手。配偶者。)
タレント、芸能人の不祥事や事件で局がいきなり大迷惑や損害を受けることは仕方がない。
しかし島田紳助氏のトラブルから日テレは何を学んだのだろう?
迷惑を被れば賠償は当たり前だ。
ホトボリ覚めたら、涙の記者会見を設定し何事もなかったように復帰させるのだろう。
吉本興業とパートナーというならば、ワルの前で歌ってしゃべって小遣い稼ぎの日陰者みたいな働き方を変えてやれないものか。
なんたってパートナーなんだから。
テレビ局は子会社、孫会社と下請けに仕事を投げる、中抜き、ピンハネする。だから言えないのか?
視聴様に不快を与えず。。など随所に言うが
お前らの所業と感覚が視聴者に不快を与えるだ!
と思いながらもお土産のバームクーヘンにあう飲み物を考えながら帰途についた。