主婦は見た!五輪利権の闇『平成28年3月 第167回【電通】定時株主総会』
JOC竹田氏の疑惑と任期満了のニュースを聞きながら机の引き出しを整理していたら、
3年前初めて【電通】の株主総会に出席した時のメモが出てきた。
総理大臣の妻、自称普通の主婦の安倍昭恵さんをはじめ、多くの企業・政治家の子息・子女が採用される電通。
株主総会は、株主のOBの出席も多いようで、後輩に対する先輩の発言も目立った。
電通といえば、大きなイベントには欠かせない巨大企業である。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの仕切りも、当然、電通様。
儲けても、株主総会に出席の株主様にはお土産もなく、ペットボトルのお茶のみ。
では平成28年 2016年3月の電通の株主総会の五輪関連の質疑応答をここに紹介する。
(質疑応答は内容を変えない範囲で省略形で記載。
⇒以降は電通経営陣の返答。
➡以降は経営陣の返答に対する質問者の反応。)
① A氏
スポーツ事業の汚職問題:2015サッカー大会にてアメリカ司法がFIFAに贈賄嫌疑。陸連もドーピングで会長に嫌疑。
電通とアディダスの合資会社ISLがFIFAに8億円の賄賂を渡したと2002年にフェクタに掲載されたが、当時の電通Tはロビー活動の資金提供のみと話していた。これは背任行為にあたらないか。誤報なら法的措置をこうじないのか。
⇒司法からの問い合わせもなく問題ない。司法措置はとらない。
② A氏
東京オリンピック組織委員会の理事に前述のTがいるが、退社後も電通顧問として電通と関わり、現在に至る。電通はTと繋がっているのか(2019.3.20時点、HPによる組織名簿に記載あり)
⇒仕事上の付き合いが生じるのみ。問題や疑念はない。
③ A氏
スポーツに纏わる不正は、国内では抑え込めても海外での報道は国際社会においてダメージが大きくないか。スポーツファンへもダメージはないか。コカコーラなど声明を明らかにしているのに対応の差がある。対応を誤ると電通への評価ダウンになるのではないか
⇒電通はスポンサーを獲得する契約をFIFAやIWFと締結しておりスポンサーではないため、現行で問題なし。
④A氏
FIFAへの裏金疑惑にてスイスISLが裁判沙汰になったにも関わらず、司法からの問い合わせもなく問題がないというのはおかしい。T、Tuが関与している。
⇒再度内部調査をし、報告します。
A氏➡次の総会もくるので、その時に報告お願いします。
(翌年の株主総会でも、はっきりしない返答であったことを私は記憶している。)
A氏だけではなく、OBのC氏からも厳しい意見がスポーツ以外にもでた。国際イベントは大きな収入源でもあるにも関わらず、
「一括契約はやめてほしい。WC、リオ五輪、モスクワオリンピック、韓国冬季オリンピックの中止やボイコットのリスクの数値を提示して欲しい。」
⇒情勢もありリスクの数値化はできない。リスクはスポンサー企業とともに事後の対応を考えていく。
C氏➡スポーツイベントのプロとしてリスクの計算式がないのは怠慢であり、専門家が必要だ。
スポーツ立国、スポーツ庁。。。
つまり、金・カネ・かね。
悪いのは運動選手でも、運動でもない。
それをネタに金儲けに走る銭ゲバだ!
五輪組織委員会をはじめ、たかるハエども。そして後輩の生き血をすう大先輩である。
コンパクトにやると猪瀬直樹元東京都知事は公言したのではないか!
金で買った汚れた五輪と世界から嘲笑される国のどこが美しいのか!
3月、6月に集中する株主総会。6月の株主総会への出席は今月の株所有により権利が得られる。
ど・こ・に・し・よ・う・か・な。。
皆様の会社にお邪魔する際は、よろしくお願いします。
写真:共同通信社より