カルロス・ゴーン3年連続10億円ごえ報酬【2017.6日産株主総会】
今日は日産の株主総会。メーカーの株主総会ゆえ、ピカピカの新車が並ぶ。
こちらは、Eパワーなるエンジンの車。電気自動車の燃焼を手助けする、従来のエンジンタイプとの中間のタイプらしい。
三菱自動車とルノーとの尊重しあうパートナーシップを強調する株主総会だった。
メディアでは3年連続で10億円超の報酬のカルロス・ゴーン会長の事が取り上げられ、ルノーと三菱自動車の報酬で20億円とのニュースもあった。
意識はしているようで質疑応答の前に役員報酬への説明もあったが、株主からの批判はなかった。
むしろ仕事をしているから報酬に文句はないと話したあとに質疑応答する株主もいた。
穏やかで日産が好きな株主が多かったようだ。
昨年もそうだったがファンが多い株主総会の一つであると今年も感じた。
質疑応答時間が非常に短く、今年も例年通り1時間未満で7人のみだった。
そのあとの懇談会で直接取締役に聞ける(昨年は総会後の懇談会にて取締役がテーブルを回り、気軽に声かけや質問ができた。
写真撮影をお願いする株主もおり1時間ほどだったが濃密な1時間であった。)からと思いきや、今年はモニターでゴーン会長と乾杯しただけ。
会場はメインとサブい分かれていたが、昨年も同じ。取締役との懇談を一番の楽しみにしていた私は非常にショックだった。
短時間の質疑応答でも、多くの株主の前での質疑は苦手な人も気さくに話せる懇親会。
昼前に、昼過ぎに終わる株主総会でのランチは貴重ではあるが、ランチを食べにいったのではない。
短い質疑応答に文句を言わないのも懇親会にて質問できるからである。
ランチはなくお茶だけでいい。是非、取締役との懇談の機会を復活してほしい。エールや希望など、率直に語れる機会の喪失が実に残念であった。
ファンサービスという感じだ。
ランチだけの懇親会は、アイスウーロン茶・ジュース・ホットコーヒー・ホットティー・ビール、マリネ・リエットなどの前菜や飲茶、洋食系、サンドイッチ、プチそぼろ丼、ケーキ数種だった。
懇談を期待して食事はあまり気にせずドアを眺めていた私。
食事より、取締役の生の声を聞きたかった。
補足:案内によると取締役との懇談会はある予定になっており、メイン会場とサブ会場に分かれたため、メイン会場しか懇親ができなかったのかも知れない。
昨年はサブ会場にも順番できたのだが、今年はサブ会場では懇親できかった。
質疑応答の人数は限られているが、質問希望者が会場入り口で質問整理券を受け取り、指名されなかった場合は、専用用紙を受け取り紙で質問する権利を行使できることになっている。