国の補償は必要ない!【パチンコや競馬もコインチェックも博打だ】
先週、先々週と仮想通貨ネムがうるさい・・・金融庁が異例の早さ(通常は報告書のあとだそうだ)で立ち入り検査という事態になった。電子マネーにすらついていけない私には何のこっちゃ、である。
時代は仮想通貨だと、偉そうにうそぶいたのは、内閣府の超エースの竹中平蔵大先生💖だ。日経新聞も1年以上前から、仮想通貨をヨイショしてきた。庶民は安倍総理が称える偉い先生がお薦めする仮想通貨に妄想を抱き、日経新聞のお墨付きでスタートというのも、あり得る話だ。
結果は現状である。お客様からの資金をお預かりする意識の低い、とんでもOPENで盗み放題のセキュリティーに、朝11:00すぎなければ気が付かない(朝3:00から窃盗開始らしい)という素晴らしい意識。それを利用したかと話をTV番組で話題をふられた堀江氏は「プロなので・・・」だそうだ。お笑いタレントがCMに出たらバッシングされ、お笑いタレントであることすら知らなかった芸人が先輩に勉強会を開くものの「口座は開設したが、預けていない。」と??な釈明をしたり。。。どうもお笑いタレントを含めたマネーゲームだったようだ。
都内でも、CMばかりではなく、有楽町ビックカメラの店内では仮想通貨払いができることを大量の中づり?で告知していた。しかし全国店舗での利用率は0.1%程度らしい。お目当ては中国人様の爆買いだったそうだが、中国様は仮想通貨を実質禁止のご様子。すっかり当てが外れたようだ。
以前から、マネーロンダリングへの危険性が指摘されてきた仮想通貨。インドネシアでは法的通貨として認めないと財務大臣が発言し、中国も実質禁止にあたる処遇をしている、隣国でも北朝鮮のハッカーにより90億円ほど盗難にあったそうだ。
アジアを中心に厳しい視線が注がれる仮想通貨。支払いに便利というこも事実だろうが、決済に使われない場合は意味がない。ただの玩具のオカネと変わらない。
大体、トリクルダウンとありえないこと(先日アメリカはトリクルダウンを否定し、それを受けて竹中平蔵はトリクルダウンなしと発言)を、ごり押しして法人税減税と消費増税を力説した詐欺師・竹中平蔵。彼はトリクルダウン同様、どんな発言でも責任をとらず、勝ち逃げの常習犯である。その時点で怪しいと思ってほしかった。金融は株をはじめ、投資ではなく投機である。欲の皮がつっぱって、果てぬ夢を見ることは、実体経済と無関係の場合は立派な博打である。
ギャンブルならずとも、倒産したデパートなどの商品券は政府に買ってもらえるだろうか。そんなことはない。
ギャンブルは自己責任である。依存症対策と、補填は別問題だ。ギャンブルでもなく、自己資金の財布がわりである銀行預金ですら1000万円までしか補償されない。パチンコで何万もすった人が補填されることはなく、公営の競馬なども同様だ。宝くじが外れても補填はされない。ギャンブルとはそういうものだ。竹中平蔵大先生がツバをとばして力説した構造改革はデフレでは需要を生まずに無意味、トリクルダウンはなかった、仮想通貨もギャンブルだった。それを補填せよ、という一部の流れに私は怒りを覚える!竹中平蔵の実績をみれば怪しいと思うのがマトモな感覚であり、自己責任とはいう言葉は、このようなときに贈りたい。
写真:ダイヤモンドオンライン様より