群馬県の議員は何やってるんだ!【自動車産業に続き、農家にも外人派遣】
北関東に位置する群馬県。草津温泉などの観光地に訪れたことがあるかたもいらっしゃるだろう。群馬県といえば温泉は勿論のこと、嬬恋村のレタスやキャベツ、こんにゃくといった特産品から農業にも力を入れている農業立県でもある。
そして関東地方の内陸部の特徴でもあるが、自動車産業も盛んであり、最近はガン治療の最先端を目指す特区を大々的に宣伝する技術立県でもあるのだ。群馬の工業は、自動車をはじめ、情報家電、燃料電池、ロボット、医療機器などのあらゆる最終製品を生み出しており、基盤技術をもつ多くの中小企業の技術集団といった頼もしい県である。
しかし、様々な問題もあり群馬の県政に私は疑問をもっている。工業の花形産業の自動車産業では、ブラジル人などの外人労働者を受け入れたものの、不況では雇止めをし生活保護費の問題が生じている。出稼ぎの彼らは家族とともに移民となり、日本語ができない子供たちは勉強についていけず不良化し治安悪化の問題もある。子供たちは母国ではあれば幸せにすごせただろうに、日本にきて落ちこぼれ社会に迷惑な存在になってしまった。安易に、安価な労働力としてしか認識をしない経営者は、地域に生活保護費の負担と治安悪化、未来ある子供を不良に転落させた罪深き存在である。生産性の効率にて増産すべきところを、外人に頼ったゆえの惨状だ。
二度とこのような惨劇を繰り返すべきではないと感じるのが多くの日本人であろうが、群馬県の政治家は違うらしい。群馬県と言えば、小渕元総理のお膝元で、自民党小渕優子議員のお膝元だ。TPPでは名産のこんにゃく(関税率700%ほど)が危機でも推進し守る姿勢がない。葉物や花などは地産地消が幅をきかすだろうが、こんにゃく粉は海外勢に一気にのみこまれる可能性も高いだろう。こんにゃくや煮物やおでんはもちろんのこと、刺身こんにゃくや炒め物などで1年中楽しめる食材であり、国産にこだわる私は群馬県のこんにゃくを応援するが、地元議員はどう考えているのだろう。
日経新聞によると群馬県は、国家戦略特区の第4次追加指定に向け、農業分野での外人就労の特区を目指し、「群馬県農業競争力強化プログラム」を内閣府に提出した。
ドローンによる農薬散布は生産性向上になり、私も賛成だが、なぜ外人就労なのか。自動車産業での悲劇を繰り返すつもりなのか。そして、彼ら外人就労は派遣であり、儲かるのはパソナなどの派遣会社だ。農家に直接雇用され、雇用終了で母国に帰るのはなく移民である。
内閣府に提出ということからも分かるように、規制改革会議にお伺いをたてるのである。内閣府にある諮問会議はあくまでも総理大臣が個人的に指名した人の集まりであり、国会議員でも官僚でもない。彼らが権力を握り、法案を作成させ、一日で通過(種子法廃止はこのケース)することもある。メンバーに派遣会社の会長がいながら、派遣会社が儲かる外人派遣の話を決めるのはおかしいではないか。
群馬県民は自動車産業につづき、農家にも外人派遣がされること、言葉が分からず不良化する外人の子供の犠牲と治安悪化、年金もなく生活保護UPによる財政負担を承知しているのだろうか。国家戦略特区というが、負担は地域がし、国ももうけた派遣会社も経営者も責任はとらないのである。
日本の胃袋は日本人が担う。この当たり前のことを破壊するのが、国家戦略特区による外人の就農である。食べ物はお金で語るものではなく、命の源なのだ。食糧を押さえられることは危険であり、食糧安保の考えから外人の就農に私は反対する。
☆全国保守女性連合は食糧安保を掲げ、国産を買い、国産を食べることを提唱しています。
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