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アメリカに利用される裸の王様、太陽に憧れる暗闇の石原慎太郎

 2016/09/22 コラム
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 太陽・・・天照大神の日本にて薄汚い男に連呼されるのもおぞましい。私はそう思う。

 ここ最近、築地移転先の豊洲からは、恐ろしい物質が次々と明るみにでている。水質汚染は深刻なようで毎日悪化するニュースに首都圏主婦である私は勿論、多くの国民もここからの食材に不安を感じるようになるのではないか。

 地元東京都の小池百合子都知事は移転問題の取り組みを表明し、第一野党である共産党の地道な熱心な活動を展開し、HPなどで公開している。しかし、一般都民や国民は調査もおろか、現場への立ち入りもかなわない。都知事や都議会議員の活動に期待を寄せているしかないのが実情である。
 このような事態でも根強い移転ありきの姿勢に、私の不安は日々増加している。環境や安全どころか、移転そのものも都民にろくな説明もなかったうえ、当事者の築地市場の関係者の8割の反対を無視して強引に決めた挙句にこの結末である。20年間はなんだったのか、と不安と不信しかない。

 恐ろしい土壌汚染や汚水を食い止める盛り土について、責任の所在や専門会議の見解にそぐわない施工に不信感と不安が募る。しかし、盛り土が必要という見解に対して地下空間のほうがいいとの専門家もおり、後者の場合は排水機能に技術面は移行するであろう。正確な情報提示と選択肢の提示を国民は望んでいる。
 騙されたとバカ丸出しで謝罪もなく責任にもふれない恥知らずの石原慎太郎。彼は高額な報酬を受け取りながらも、TOPの責務を無視する元祖ぶっちぎり豪遊都知事の老害である。あと五年も早く生まれたならば、お国のために散った英雄と同じ運命であったであろうに雲泥の差である。比較自体が失礼である。

 この度の騒動に戻るが、建物の下に盛り土はしないという書類に彼の印鑑があったゆえ、責任者として選択理由などを説明すべきである。技術面だけがTopに仕事ではなく、理解もせず説明もしないため現状があること、事務連絡が滞っていたことについて語る責務があると思う。最悪の場合、住民訴訟がなされたら、当時の都知事や副知事は報酬返還もありうる事案だそうだ。

 石原慎太郎といえば、アメリカにもNOといえる強硬派と言われるが、果たしてそうであろうか。驚くことにアメリカのスパイに操られているとの話もある
 2012年、東京都知事であった彼は尖閣諸島お買い上げ宣言を発言した。当時定年をした私の父が、母との旅行代金10万円を寄贈したことを記憶している。「東京都はあの尖閣諸島を買います。買うことにしました。」石原慎太郎はアメリカの研究機関ヘリテージ財団のシンポジウムにてこう発言した。
 ヘリテージ財団はアメリカの共和党系の最有力の研究所でスパイ活動も支援しているそうだ。そこのメイ教授と親密になり自慢してきた石原慎太郎。メイ教授は早稲田大学の一番のエリートと言われる政経学部に勤務し、日本語はペラペラ。そんな彼にアメリカも目をつけ、懐柔された馬鹿が石原慎太郎なのである。

 尖閣諸島の購入で、中国の反感は増大した。東京都の所有であれば、商業高校跡地の韓国人学校設立予定という案件も都知事ができるということなる。尖閣諸島も中国人施設に売却できる、貸せるというとても危険なことであった。国土保全を切望した善意の日本人の寄付はどうなったであろうか。国が買い上げるときに返金を高らかに宣言するも、現実は私の両親の10万円も知人たちも返金を受けていない。管理するために財団を立ち上げ、1億円が消えた。これは寄付金であり財団の立ち上げ費用ではなかったはずだ。事務処理の経費がゼロとは言わないが、最悪の行動であろう。

 アメリカも国益を大切にする当たり前の国家である。アメリカの国益では、地域の覇権国家は阻止したい。日本は東アジアでは勿論アジアでも覇権国家になりうる国である。日本の対抗馬を中国と定め、これまで中国には甘くしてきた。これは南シナ海を内海化するまでの話だ。アメリカは中国への作戦で日本を恐れるがために東アジアでこのような選択をしてきた。

 オリンピックはたった2週間のイベントである。準備や片付けを含め、現場を使うのは一月ほどであろう。それに対して市場は数十年から100年、都民や国民の食料を担う。オリンピックがあるから新たな道路をつくるべく、都民や国民が不安なままの市場移転を急ぐというのはお断りである。都民や国民の大切な台所に関する築地市場の移転および移転先の情報と選択肢の提示を早急にしてほしいと小池都知事にお願い申し上げたい。そして都議会議員の方は、汚名をそそぐべく仕事をすべきである。それをしないのであれば税金泥棒としかいえない。

 太陽の季節。石原慎太郎の書籍だが、性欲に任せて女子を妊娠させた男子高校生が主人公の話で、不要になった女子を自分の兄に人身売買しようとした恐ろしい話である。捨てたのではなく、売ろうとしたのである。現在でも鬼畜と言われる悪事で吐き気がする。拒絶した女子が主人公の子供を宿すが、中絶の際に感染した病気ににより死亡。主人公は反省もせず葬儀で非礼をつくし、彼女の復讐と感じる、という精神異常というべきゲスの話であった。私の親に感想をきくと、父は無視し、母は「もてはやされたけど、お母さんは嫌いだった。」とコメント。マスコミのごり押し作品だったのだろう、ゲスストーリーで何もいいところはないと思ってしまった。性欲を制御できず、人間性も欠いた、性欲と金銭欲があるクソガキの話で文学性も感じなかった。本当に昔は流行ったのかと思うと、道行く老人にまで疑問を抱いてしまう。%e8%b1%8a%e6%b4%b2%e3%80%80%e6%96%ad%e9%9d%a2post_4279_ishihara3_fujiei

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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