1. TOP
  2. コラム
  3. ノーベル賞受賞の山中教授の学術研究も資金難~海外バラマキではなく日本人の研究に投資せよ~

ノーベル賞受賞の山中教授の学術研究も資金難~海外バラマキではなく日本人の研究に投資せよ~

 2017/10/07 コラム
この記事は約 2 分で読めます。 24,330 Views

京都大学 iPS細胞研究所のHPには山中伸弥所長(ノーベル賞受賞)のメッセージが記載されている。(『』)

『皆様へのメッセージ

iPS細胞実用化までの長い道のりを走る弊所の教職員は、9割以上が非正規雇用です。

これは、研究所の財源のほとんどが期限付きであることによるものです。

しかし、2030年までの長期目標を掲げ、iPS細胞技術で多くの患者さんに貢献するべく、日々の研究・支援業務に打ち込んでいます。

皆様のご支援は、長期雇用の財源や、若手研究者の育成、知財の確保・維持の費用などに大切に使わせて頂きます。

どうか、皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。』

 

先日、ネットでであった記事にゾッとした。新聞の一面にも掲載され、同じ日本人としても誇らしかったノーベル賞受賞。このような有益で期待される研究の費用にもことかくのが現在の日本の研究の実態である。マラソンに出場し、資金集めをするなど研究以外に努力を要する日本。(マラソン参加自体は問題なし)これでは技術立国、科学立国日本はかつての幻になる。近年のノーベル賞受賞に浮かれていたが、現在の研究者の環境は大変厳しい

政府よ、研究費用に支出せよ。このままでは日本は衰退する。財務省のプライマリーバランスの黒字化に振り回されることから、卒業せよ

災害大国日本を認め、インフラ投資せよ。建設国債は、公共財が残るので問題はない。国民の財産と命を守るのが政府の仕事だ。

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

さざれ石の会 公式ブログの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

さざれ石の会 公式ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

この人が書いた記事  記事一覧

  • カネの臭いに敏感に出張ってくる『パソナ株主総会見聞録2023.8.24』

  • フジ・メディアHLD株主総会2023.6.28~AKB総選挙よりエンタメ株主総会をTV中継しようよ。~

  • 日本テレビ株主総会2023.6.29~社外取締役に97歳ナベツネにビックリ!~

  • 成立したの?リハーサル?AGC(旧旭硝子)株主総会2023〜議長決定は開始30分後の春の珍事wwwアンタ誰?〜

関連記事

  • 日本はアメリカのゴミ処分場か?武器は自前で造れ!「売って下さいアメリカ様」の日本

  • 強制徴用?強制徴税と同じ【慰安婦詐欺の次は徴用詐欺】

  • 都議会選挙に続きJA全中会長もダブルスコア負け【小泉進次郎の暴走にNO!】

  • 自衛隊の皆様がお気の毒だ【非常識な泣き虫・稲田朋美】

  • 【平成の側用人】朴槿恵には崔順実。安倍晋三にはパソナ竹中平蔵。

  • 朴槿恵大統領は安倍晋三のお嫁さん候補だった!?