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保守が応援する【立憲民主党】まっとうな政治?左翼?反日?一体何?

 2017/10/17 コラム
この記事は約 4 分で読めます。 11,066 Views

都議会選挙で存在意義が薄れた民進党。東日本大震災の時に能無しのくせに怒鳴り散らした菅直人元総理、くるぽっぽ鳩山元総理、らのイメージもあり、前身の民主党を迷惑政党と思ってきた。生理的に受け付けない、反日政策、詐称、非現実的、理系が少なく技術立国にふさわしくない・・・。自民党にブチギレして投票したら、アマチュア集団に大嫌いになった国民が多かったと思う。しかし、私はTPP反対という自身の信念を貫いた山田正彦元農水大臣など支持する政策の議員もいた。

カマキリ夫人・小池百合子と政局童貞・前原誠司という楽しいコンビが破壊した民進党は、分裂する形になった。これは政策が相反する塊でもあったので自然であり、有権者にとりプラスであったと私は思う。政党は選挙対策のみではなく政策集団であってほしいからだ。自民党も基本的政策が異なる与党集団なので、こちらもすっきりしてほしいと願っている。

前置きが長くなったが、立憲民主党がどのような政党かTwitterの盛り上がりの理由も知りたくHPにアクセスしてみた。枝野代表は民進党の代表選挙では消費税増税の前原代表に対し、反対の立場であった。一体どのように政党を引っ張っていくのか。昨日は神奈川県を精力的に回った「えだのん」こと枝野幸男代表の政策パンフレットのあいさつ文で私が共感した箇所を紹介したい。

前略)一部の人たちがトップダウンで物事を決めてしまう、傲慢な政治が横行しています。政治は政治家のためでも政党のためでもなく、国民のためにあるものです。(中略)国民のみなさんの日常の暮らし、現場のリアルな声に根ざした、ボトムアップの政治を実現する、それが私たちの描く、日本のみらいです。右でも左でもなく、前へ

彼が立憲民主党を立ち上げたことは、政策の合わない希望の党へ流れた議員と違い、筋が通っている。希望の党に近い考えの議員の移動は自然だが、見苦しい議員があまたいた。勿論、希望の党に移動した人だけでなく、菅直人元総理は即日Twitterでゴマスリをしドン引きした。そのような卑劣な議員はどの党であれ、国民の生命と財産を守る国会議員としてふさわしくない。

このあいさつ文で、トップダウンで物事を決めるというのが、内閣府の諮問機関いわゆる民間議員の存在だ。例えば、彼らは、農政に素人であってもいきなり、種子法の廃止を言い出し、デタラメなことを理由にあげ農業競争力強化支援法も通過させた。名前からは分からないが、税金で蓄積した種や苗をやすく農家におろしていた都道府県の予算を廃止し、民間にも知見をただで流すというものが種子法の廃止であり、外資を含めた民間参入により日本の農業形態を破壊することが農業競争力強化支援法であり、この二つが規制改革会議によりだされ一日で種子法が廃止されたことを多くの国民はしらない。大手新聞は報道した形跡もなく赤旗や日本農業新聞など一部のマスメディアのみの報道であった。これは一例に過ぎないが、国民が選んでもいない規制改革会議のワーキンググループが進言という形態で国会を無視し、農水部会で一日で決まるなどが安倍政権の実態だ。国会軽視かつ民主主義の不在である。

政治は左右だけではない移民推進で国境を越えた物・人・金・サービスの移動の自由化というグローバリズムという軸がある。その反対に、移民制限かつ国境や国を守るという反グローバリズムがある。国会議員がグローバリズムを提唱する不思議な昨今。それなら国を軽視するのであれば国会議員そのものが不要である。グローバリズムは行き過ぎ、問題が噴出した。イギリスのEu離脱、フランスでのルペン候補の大健闘(マクロン大統領は左右関係なくグローバリズム政党の相乗り候補で、日本でいえば共産党と自民党が相乗りしたような左右レスの候補)、昨日のオーストリアにおける難民・移民受け入れの厳格化の国民党の勝利、のように反グローバリズムが世界の流れである。新保守の一水会の鈴木代表が立憲民主党を応援演説をした理由が分かった。左右にこだわらない姿勢を私は支持する。時代は脱グローバリズムだ、時代遅れで国益を損ねる安倍自民党と竹中平蔵らとは決別したい。

 

 

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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