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【グローバリスト竹中平蔵パソナ会長】経済政策は全て失敗なのに、小池百合子塾で講師

 2016/12/11 コラム
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イギリスのEU離脱に始まり、アメリカ大統領選挙におけるトランプ候補の勝利。世界の潮流はグローバリズムではなく、脱グローバリズムだ。イギリスは産業革命、金本位制、その金本位制からの離脱と常に世界の潮流を作り出してきた国家だ。イギリスは世界を支配していたから当然だ、と思う方もいるだろう。しかし、産業革命を成し遂げたときのイギリスは世界支配をしておらず、ポルトガルやスペインが大国だったのである。産業革命を成し遂げて、インドを帝国主義支配したのだ。その後の流れは皆様もご存じの通りである。

この様に世界のトップであろうとなかろうと、イギリスは潮流を作る国家である。グローバリスム発祥の地はイギリスであり、そのイギリスがEU離脱という脱グローバリズムが世界の流れである。乗り遅れている乗り損ないが日本であり、昭和恐慌の二の舞になることが懸念される。昭和恐慌とは、イギリスが始めた金本位制度からイギリスが抜け、続いてアメリカも抜けたにも関わらず、間抜けな日本だけが金本位制度をやめず、結果は銀行が取り付け騒ぎになるまでの昭和恐慌に突入したのである。歴史から学び、今こそ脱グローバリズムに舵を切らねばならない。このままでは移民流入によるカオス、格差拡大、スラム街、が訪れることは明白だ。

竹中平蔵は構造改革とわめく長生きしたいのであれば国に頼らず自分で用意しろ、という。構造改革は需要を産まないのでデフレでは無意味だと、ノーベル経済学者にダメ出しされたではないか。年金を悪者にせず景気回復をし、むしろ年金をあげる必要がでてくるように政策を打つべきだが、年金下げるとは経済政策の失敗ではないか。責任転嫁も甚だしい恥知らずである。法人税減税&消費増税も、トリクルダウンと唾を飛ばしてわめいたが、本家本元のアメリカでも日本でも一度もなく、自身でもトリクルダウンはないと認めながらも、政治の中枢にいるとは厚かましいにもほどがある。日本に貢献はせず、いう事なすことろくでもない有害な男である民間議員の竹中平蔵が政治の中枢にいることに我慢ならない。

安倍総理は、竹中平蔵がお気に入りで諮問会議のメンバーにすえる。有害な竹中平蔵を重用する時点で、日本が大嫌いなのか大馬鹿なのか、私は双方だろうと推測する。残念ながら、日本の政治家は国益や日本のためという概念がそもそもないが現実だ。国民は日本を愛し、子孫に残したいと思うのに政治家は真逆なのだ。圧倒的な人気とマスメディア戦略で勝利した、小池百合子東京都知事もその一人であった。小池百合子都知事の政治塾は本人以外が講義をすることで聴講生からの物議をかましたが、先日は竹中平蔵が講師であった。上級国民以外には圧倒的に嫌われる竹中平蔵だが、聴講生も上級国民なのであろうか。そんな人物が選挙にでることは国民にも都民にも利益にならない、むしろ有害だという事だけが分かった。

写真:朝日新聞デジタルより

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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