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【男の美学】をみせる前川前事務次官~ヤクザ映画を思い出す~

 2017/06/25 コラム
この記事は約 3 分で読めます。 8,212 Views

若い世代には高倉健や高橋英樹の若き日の日活ヤクザ映画は知らないだろ。
だいたい時代背景は明治から戦前である。
主な映画のストーリーは政府や軍がやりたい放題やり、人びとが苦しみ、不条理に耐えに耐える姿にヤクザ、渡世人の男が死を覚悟し一人で刀を手にし権力者の元へ乗り込み、街と住民を救うというものだ。

心優しく力持ち。
日本男児の理想像
恋仲のお嬢が泣いて止めるも「やらねばならないんですよ」と颯爽と凛々しく出ていく。

一人死の出陣だ。

実にかっこいいのである。

強きをくじき弱きを救う男は女からも男からも惚れられる

大変失礼ながら、前川前事務次官の会見にふと高倉健や高橋英樹のヤクザ映画を思い出してしまった。

「ならぬものはならぬ」と一人で安倍内閣のやり方に異議を唱えるのはかなり勇気がいることかと思う。

現職の時に言えという声もある

しかし前川前事務次官は現職の時にすでに行動を監視されていたではないか。それは現職時代にものをいう人だった証拠である。

どこに行こうが自由なのに風俗に通っているなどと下劣な報道ができたのはなぜなんだろう

私には前事務次官が義憤と正義の頼もしい往年の大スター高倉健や鶴田浩二が演じた任侠に生きた男をダブらせ感動し涙する

いたんだ、こんな男が。

東映の『仁義なき戦い』は組同士の派閥抗争がテーマ。そこには任侠道や義憤など、社会の弱者のために命を捨てる美学はない。

シノギとよばれる商売上のトラブルで組同士喧嘩し、どっちが勝った負けたの話である。

おかしいと感じても、人から批判されても安倍組から破門されないように答弁を繰り返す閣僚たちに美学など全くない。

なぜなら美学など金にならないからだ

最後に鶴田浩二の『傷だらけの人生』の歌詞をこのブログを読まれた方に贈ります。

『傷だらけの人生』作詞:藤田まさと(作曲:吉田正 歌:鶴田浩二)

「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗じゃございませんか。」

何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
ばかと阿保の からみあい
どこみ男の 夢がある

「好いた惚れたとけだものごっこがまかり通る世の中でございます。
好いた惚れたは、もともと心が決めるもの…
こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかね。」

ひとつの心に 重なる心
それが恋なら それもよし
しょせんこの世は 男と女
意地に裂かれる 恋もあり
夢に消される 意地もある

「なんだかんだとお説教じみたことを申してまいりましたが そういう私も日陰育ちのひねくれ者、
お天道様に背中を向けて歩く…馬鹿な人間でございます。」

真っ平ご免と 大手を振って
歩きたいけど 歩けない
嫌だ嫌です お天道様よ
日陰育ちの 泣きどころ
明るすぎます 俺らには

写真:『男の紋章 喧嘩状』高橋英樹さん主演・松尾昭典監督 日活1963年配給映画の宣伝ポスターより 

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