五児ママの料理教室Vol.3【エコ・クッキングに参加してきました♥】
食欲の秋。今日は東京ガスのショールームにてエコ・クッキングに参加。レシピの転載はできないが、エコ意識と美味、参加した先輩方のお知恵も交えて紹介したい。
エコ・クッキングとは何か。買い物・調理・片付けすべてにおいてエコを意識することが、エコ・クッキングだ。
買い物・・・地産地消にて移動のエネルギーをかけないエコ。旬の食材で栽培のエネルギーを無駄遣いしないエコで、栄養素も豊か。
調理・・・ガス、電気、水道の料金ならびに資源を大切にするエコ。(写真は東京ガスの最新式調理スタイル)
片付け・・・汚れたお皿や鍋はボロ布で拭いてから。汚れたままの食器は重ねて汚れを移さない。即、流し洗いではなく溜め洗いからスタート。
①鶏飯(奄美諸島の郷土料理)
今回はアレンジバージョンを頂いたが、鶏肉などの食材をきれいにご飯に並べたおもてなし料理だそうだ。鶏肉に加え今回は、人参、しいたけ、錦糸卵、漬物(本場は青パパイヤを使うこともあるらしく、代わりに)、最後に柑橘類の薄切りで香りと華やかさを添えたものだった。
鶏肉は胸肉で、モモ肉よりヘルシーだし安いけどパサついて美味しくない。そんなイメージを持つ方もいっらっしゃると思う。タンパク質が豊富で疲れにくい成分があり成長期や働く人にピッタリ。
肉や魚の基本だが、調理の30分前には冷蔵庫から出して室温に戻す。ブロック肉は1時間はかける。その後の調理により、素材に負担をかけないことはプロのシェフも話すが、加熱時間を考えるとエコでもある。うま味と節約の一石二鳥なのでぜひ、意識してほしい。
鶏飯にはバンバジーのように胸肉をさく。加熱方法は臭みとりにネギの青い部分、しょうがの皮を入れて沸騰させたのち、胸肉をいれ中火で5分+火を消して鍋でゆで汁ごと10分放置。参加者から寝る前に同様に沸騰後させ、その後は加熱せず胸肉をいれて一晩放置でOK、とさらにエコ調理を教わった。このゆで汁は、スープなどにすることもOK。今回のように鶏飯に添えて、ひつまぶし風に頂いてもOKだ。
②厚揚げの一口おつまみ
焼いて、ネギとショウガ&醤油。これでも十分においしいが、今回は見た目もおしゃれなピンチョス風。さいころ状の厚揚げを半分にカットし、スプーンで中身を一部をくりぬき、1cm四方のプロセスチーズをいれ、そこに明太子&マヨネーズソースをかけてグリルで焼く。その際に①の材料の人参や干ししいたけも同時調理。
今回はわざわざ明太子とマヨネーズをあえたがお手軽さならば市販ソースもあるし、お子様にはツナ&マヨネーズも。チーズは好みがあるので、好きなチーズとのコラボ―レーションも楽しい。短時間なので、色があせることもないので明太子カラーが美しい一品だった。
③彩り蒸し野菜の豆腐ゴマダレ&辛みダレ
フライパンで15分の簡単調理だが、ポイントは焦げやすい野菜は一番下におかないこと。かぼちゃやサツマイモなど加熱しにくい野菜を下におくイメージがあると思うが、糖分により焦げやすいこともあるので、糖分の少ない葉物を下にしてからそのような野菜を入れる。
今回の豆腐ゴマダレは、②でくりぬいた厚揚げの中身に練りごまと調味料を加えた。厚揚げも製品により水分がことなるので、固い場合は蒸し鶏のスープなどの水分を加えて調整する。
④栗の路(和スイーツ)
あんこ、卵、生クリームを混ぜ、栗の甘露煮とともに蒸しあげたスイーツ。今回はきなこクリームを添えたが、あんこにより甘みが異なるので甘さを含めお好みで。白いクリームを添えたほうが見た目には美しいが、甘さが苦手なかたは本体のあんこの甘さを控えるために無糖あんや、クリームに加える砂糖などで調整してほしい。蒸しているのでお弁当の箸休め&彩りに添えるのも個人的にはお勧めしたい。
エコ・クッキングゆえに③のときに、フライパンで同時加熱。クッキングシートを箱の形状にして材料を流しこみ、周囲に野菜を並べて箱も崩さず、時間もエネルギーも節約という一石二鳥どころか三鳥のアイデアレシピの先生には頭が下がった。
毎日の食事は大切。でも、エコは堅苦しさがあり正直苦手(笑)で、メニューだけに惹かれて参加した今回だったが、可愛い先生がにっこりと提案してくれたメニューに、手際のいい初対面の先輩方との調理がとても楽しい時間だった。ガス家電が大好きな私はますますファンになった。次回は是非、ガス家電の魅力を皆様にお伝えしたい。
五児ママのお気に入りの食材
①のレシピに使った柑橘類はかぼす。大分県の名産だが、関東ではスダチはよく使うけど、かぼすを実際使ったことはない。ポン酢の材料だろうけど、買ったことはないという皆様。是非使ってほしい。スダチもいいが、4倍はあろうスダチは温州みかんSとオレンジの間ぐらいのサイズゆえ、果汁もたっぷりで香りもよくレモンのような酸味もきつくなく和食にピッタリ。焼き魚に大根おろしとくし切りのかぼす、鍋の薬味は勿論、生産地ではお味噌汁にもと聞く。今日の我が家は炒め物の仕上げにした。活用範囲の広いカボス、大分熊本大震災の復興にむけ大分県の特産品のかぼすを是非味わって応援してほしい。
(写真は主役のかぼすと小松菜&きくらげ&鯖缶炒め。鯖の臭みがなくなる。タバスコもいいけどかぼすでさっぱりのピザ。)