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北朝鮮のミサイル発射【大使帰任の口実にするな・日韓断交でいい】

 2017/03/09 コラム
この記事は約 2 分で読めます。 5,686 Views

韓国・釜山の慰安婦少女像設置に抗議して、長嶺安政駐韓大使が一時帰国してから今日で2カ月。その間、日本はなにか困ったであろうか?外交も貿易も、国民の日々の生活も何一つ困っていない。このまま日韓断交でも日本は政治的にも経済的にも何一つ困らないということを日本人は認識すべきである。

個人的には現状維持でゆるやかな断交を期待していたが、情勢が動くかもしれない状況の兆しがみえてきた。韓国政府がウィーン条約をまもり、普通の国家として対応するので帰任というプラスの変化ならばいいのだが違うのだ。北朝鮮のミサイル発射により、日韓連携の必要性が高まっているというのだ。

北朝鮮は韓国と停戦中、つまり戦争中である。北朝鮮のミサイル発射は韓国にとり深刻な問題であろう。また北朝鮮のねらいは日本ではない。アメリカと交渉したいというのが一番であり、日本など二の次三の次である。日本にお金をたかることはあっても交渉するのはアメリカで軍隊すらない日本は眼中にないのだ。日米韓の連携というが、米韓の立ち位置は安全保障条約もあるため、同程度の重要性があるだろう。しかし、日本は少し違う立場で同じではない。日米同盟はあるものの韓国との軍事同盟はなく、北朝鮮もアメリカと話をしたいのだ。

北朝鮮のミサイル発射は、「失敗は成功の基」「継続は力なり」、ということを具現化しており、技術が向上しつづけて非常に危険である。技術が低いとバカにする風潮は危険で、平和ボケでのんきにミサイル発射を受け止めてはいけない。政府は明日10日に決着する朴槿恵大統領の弾劾裁判の行方を見極めて帰任時期を検討する方針らしい。しかし、先に述べたように連携をするために帰任というのは必要とは思えない。日本は軍事的にはアメリカに追従するしかなく、連携したからとて偽慰安婦像(本来、米軍の事故によりなくなった中学生のお嬢さん二人の追悼に作成されたものが、慰安婦に転用されてとの話もある。)がなくなるわけでもなく、盗難された仏像が返還されるわけでもなく、現状で日本は困らないのだから、おめおめ帰任させることに私は反対である。

写真:時事通信より

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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