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移民推進の準備・・・四か国表記は邪魔だ

 2016/10/09 コラム
この記事は約 4 分で読めます。 5,436 Views

 私の知人は四か国表記の反対運動に努めている。四か国表記と言われてもピンとこない人もいるであろう。日本語の表記に加えて英語、中国語、ハング文字で表示するものである。どのような場所で使われているのだろうか。

 都内の電車では四か国表記および駅に番号までがついている。番号を見たときに不思議に思った人も多いだろう。所要時間ではなく、駅名になんのために番号をつけるのだろうか。そのスペースの分文字は小さくなり、はっきりとした白黒の識別を最も必要とする高齢者や視覚障害者には負担だ。文字も四か国ゆえ、日本語が小さくなり困ると私の両親や近隣の高齢者が嘆いている。彼らはスマホで移動するのではなく表示をみて移動するからだ。

鉄道各社は国土交通省の観光庁の指導のもと鉄道の案内など至るところが、四か国表記になっている。中でも羽田空港に直結している京浜急行の表記はすざまじいものがある。表記だけではなく、電車の運行の案内の電光掲示板まで4か国表記なのである。
これは、ハングル表記だが中国語・英語・日本語と4回に1回しか日本語が表示されないため非常に不便である。

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 観光立国日本と政府はスローガンを掲げる。しかし、諸外国をみれば母国語のみ、もしくは母国語と英語の表記である。観光客もスマホなどを駆使して電光掲示板をみている様子はない。案内を見るのも、鉄道利用者の大半も日本人である。日本人のお客様に不便を感じさせ、観光客の案内にも役立つとは言えず、無駄な設備投資を鉄道各社は役所の指導のもと行っているのだ。そのせいかは定かではないが、京浜急行は赤字に転落した。儲けにもならない設備投資も一因であろう。

 自分に置き換えて考えれば単純で、海外旅行の際に日本語を求めていくであろうか。言葉で選ぶなら国内旅行であり、不便が嫌ならガイド付きツアーに申し込むであろう。そして、在日の外国人は日本語表記で対応しているではないか。言葉ができずに不自由だと過保護な対応をとることは、中国語やハングル文字を母国語とする人々への差別であり非常に失礼である。
 英語がなぜ各国で表示されるかと言えば、世界で最もビジネス利用人口が多い(フランス語と英語の庶民の共通語として人工的に作られた経緯もあり取得しやすい言語)ためだ。母国語のほかに英語も表示することがある、という程度に過ぎない。

 そもそも観光立国というが、中国語を母国語にする国は中国と台湾のみでしかも4つに分かれているので公共の場で表記が必要とは思えない。ハングル文字は朝鮮半島のみで使用人口は日本語の使用人口よりも少なく、中国語よりも選択理由がない。あえて言えば英語の表記(漢字ではなく音で表記するため)程度であろう。そして追加は不必要だが、グローバル視点からスペイン語などが検討されるのが一般的ではないだろうか。勿論、これもお断りである。

 安倍政権の菅官房長官は、中国人へのビザを5年から10年に延期をごり押しした。3か月から1年もあればビジネスでも十分なはずだ。移民とは留学も含めて1年以上他国で生活することをいう。例えば、技術実習生は3年というが、これはグローバル基準では移民にあたる日本はすでに甚大な数の移民を受け入れているのだ。5年ですら長すぎ、不法滞在も多い中国人のビザ延期とはキチガイ沙汰である。在日外国人が必要ともせず、観光に大きな効果があるとも言えず、大多数の日本人には無益どころか有害な四か国表記はいならい。点字も大幅に減らし、四か国表記にすることにより、日本の高齢者や視覚障害者が不自由になった。。安倍政権の移民推進は国民を犠牲にする愚策と私は思う。

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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