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相撲界の元寇【チーム・モンゴル】

 2017/12/13 コラム
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土俵には大金が落ちている』そう昔の二子山、今の貴乃花親方の叔父は言ったそうだ。貧しくても努力し強くなり故郷に錦を飾るなどと昔の浪花節の世界とは違う今の相撲界。

神事がスポーツになり、より金になる相撲レスラーをいれてきたのは相撲協会であり、「移民推進」を声高に叫び、英語公用化をごり押しする経団連の先輩かもしれない。

日馬富士、白鵬、○○親方、△△理事ら、テレビや週刊紙を賑わす力士・・・相撲に興味がない私は、ふてぶてしい姿に辟易して、テレビを消した。が、新聞を手にした私の目にも辟易する現実があった。新聞の1面を賑わすスポーツニュースと言えば、優勝パレードの写真やメモリアル記録の華やかなニュース。だが、今回はドロドロした暴力事件の様相がドーンと掲載されていた。一体どういうことなのだ。

相撲は日本の国技である。相撲協会は公益法人一般社団法人より格上。国技という相撲は、格闘技というだけでなく剣道などと同じく道を説き、精神面を大切にするものだと私は捉えている。それゆえ、国技であり公益法人なのだ。しかし公益法人でありながら、多額の利益をあげる唯一の団体ともいえる。
それなのに、作法も伝統も無視して好き勝手したい?だったら普通の競技とし、公益法人をやめるべきである。勿論、NHKも放送しなくていい。夕方に興味もない、暴力集団の競技を垂れ流され不快だ。

公益法人たる相撲協会にはルールがある、社長たる親方や女将さんにたてつくなど論外だ。確かに昔もおかみさんに反抗し暴力までふるった力士がいたこともある。その結果は破門。毅然とした態度が親方と部屋にはあったのだ。

今はどうか。勝てばいいのか。横綱だからと親方や女将さんが、へこへこするはおかしい。躾も生活も一切面倒をみる疑似家族的な制度で、若い子を部屋に住まわせ、食べさせてきたのが相撲である。既存のルールを無視し、伝統を無視して出身地だけで集まる。国籍の問題ではなく、相撲界のルールを破れば平等に処罰すべきである。外人だから甘くするのは逆差別だ。元横綱たる親方(大関でも親方は親方)が気に入らないから巡業しないなど、ふざけたことを言わせる親方と部屋はどうなっているか。情けない。引退など生ぬるいことではなく、破門すべきである。

日本人は外人差別が激しいと言うが違う。ルールを守らなければ、出ていけ!というだけである。国籍も肌の色も関係ない。村八分、その言葉からも分かるであろう。

相撲界における元寇たるモンゴル力士。モンゴルが好きな私だが、ルールを守らないならば国籍は言い訳にはならない。出ていけ!躾もできず、破門もしないバカ親方も相撲界のガンゆえ、部屋をたたみ出ていけ!

文化や風習は良し悪しではない。『郷に入っては郷に従え』は、『言うは易し、行うは難し』である。相撲界の惨状から我々は学ぶべきだ。

経団連が隣国に頼まれ、隣国新人を日本社会に大量雇用の予定だが、会社や地域での躾はやるのだろうか。チーム隣国、となれば会社も日本の地域も相撲界の二の舞になる。私はそれを危惧する。

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浅野 耀子

浅野 耀子

さざれ石の会の会員として、都内で街頭演説、室内トーク、コラム執筆。
障がい児の親としても、障がいとの共存を模索しながら、子供たちと共に成長を目指す発展途上中の母親。

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